もくじ
どうも、ど田舎はいたついん(夫)です。
我が家では昨年春から「どんなときもWiFi」を使用してきました。
時々繋がりが悪くなったり、謎のエラーが生じたり、とちょこちょこトラブルはありましたが、通信自体は支障ない程度に使えていたので、多少我慢しながらも「しばらくはこれでいいか」と思っていました。
しかし2020年の2月末から通信障害が発生、ほぼ繋がらない状態が続きながらも「4月1日には完全復旧目指します」と言っていたので、「大目に見てやるかー」という感じで気長に待ちました。
が、4月3日に「もう無制限で提供するのは無理になったので、これからは月25GB制限になります」との連絡が。
こりゃーもうないな、、、
ということで「どんなときもWiFi」を解約。
次なるWiFiを探しました。
WiFiに求める条件は?
まず、WiFiを選ぶ上での絶対条件にしたのは、”どんなときもWiFiとは違うタイプの端末“だということ。
ちなみに、「どんなときもWiFi」の端末がこちら。
見たことある方も多いのではないでしょうか。
「GlocalMe」というブランドの端末で、”クラウドSIM”を搭載したルーターの代表格です。
クラウドSIMとは、簡単に言うと「ドコモ」「au」「softbank」のトリプルキャリアの中から、その場所で最適な電波を受信してくれる、というもの。(この信ぴょう性もかなり怪しいですが・・・)
中国に本社を置くuCloudlink社の技術らしい(?)です。
今現在、通信量無制限をうたっているほとんどのメーカーはこの端末を使っています。
今回の「どんなときも」の通信障害とこの機器は直接関係ないのでしょうが、この端末に対しての印象は良くありません。
元々、画面がないのも気になっていましたし。ということでこれ以外のタイプの端末にするのは絶対条件。
そこにもう少し条件を加えます。
- 通信量無制限(WiMAXはの3日で10GB制限なので×)
- 動画が問題なく見れる程度の通信速度
- 持ち運べるモバイルタイプのルーター(端末には画面が欲しい)
- 料金は税込4,000円以下
「こんな条件に合うWiFiはあるのだろうか?」「もう回線引くしかないのか」と諦めかけていましたが、納得のいくWiFiに出会えました。
2020年3月30日スタート『ZEUS WiFi(ゼウス WiFi)』
それがこちらの【ZEUS WiFi(ゼウス ワイファイ)】。
今年の3月30日にリリースされたばかりの新鋭WiFiです。
“神のワイファイ”ということでしょうか。名前はちょっと胡散臭さを感じますが、なんだか目を引く広告なのでもう少し掘り下げてみました。
【ゼウスWiFi】の機能について
ゼウスWFiには大きく分けて6つの特徴があります。
1.容量無制限
毎月の容量制限やWiMAXのような3日間制限はありません。
2.今なら半年間月額2,980円
デビューキャンペーンで、今ならベーシックプランが6ヶ月目まで月額2,980円(税込3,278円)。7ヶ月目以降は月額3,280円(税込3,608円)。
2020年春現在のWiFi相場からみて、最も安いと言えます。
3.クラウドSIM搭載
ドコモ、au、softbankのトリプルキャリア対応。1番繋がりやすい回線に自動接続します。
4.海外利用にも使える
別途、海外データプラン購入することで、海外用のWiFiとしても利用可能。
これについての相場はあまりわかりませんが、私が以前ニュージーランドへ行った際WiFiは、1日980円ぐらいだったので、それと比べるとかなりお得ではないでしょうか。
5.工事不要
モバイルWiFiなので回線を引く必要がなく、短期滞在や工事費を節約したい場合にもおすすめです。
6.端末は無料レンタル
ゼウスWiFiのベーシックプランに申し込んだ方は、端末のレンタル料も無料となります。ちなみに今のところベーシックプラン(月額2,980円のプラン)しかありません。
【ゼウスWiFi】の端末について
ゼウスWiFiの端末は「H01」という1機種のみで、どうやらゼウスWiFiの独自端末のようです。(GlocalMeじゃないのも嬉しい)
そして、私が望んでいたディスプレイが付いている!!!
簡単に「H01」のスペックを載せます。
- 同時接続台数・・・最大10台(推奨5台)
- 下り最大150.0Mbbs
- 上り最大50.0Mbbs
- バッテリー・・・最大10時間稼働
- 重量・・・130g
公式のスペックに関しては、どんなときもWiFiなどの端末「U2」と大きな差はないようです。
運営会社について
普段はあまり運営会社などを下調べすることはないのですが、”どんなときもWiFi”の対応があまりにもヒドかったので、今回はちょっと慎重に。
運営会社を調べてみました。
運営元は株式会社Human Investment で、茨城県つくば市に本社を置く「情報通信サービス」の会社のようです。
WiFiなどのモバイルデータ通信事業は、今回のゼウスWiFiが初の試みとのこと。
実績がまだないので「信頼をおけるか?」と言われるとなんとも言えないのですが、大手会社だからといって安心できる世の中ではないので、ここは信じるしかないでしょう。
ただ、社長のメッセージは何を言いたいのかよくわかりませんでした(汗
ということで、ゼウスWiFiは、私がWiFiに求めていた要素をすべてをカバーしてくれています。
これが本当かどうかは実際に使ってみないとわからないので、まずは申し込んでみました。
申し込みについて
申し込みは公式サイトにて可能。
2020年4月現在では、月額2,980円(税抜)+初期費用3,000円(税抜)の5,980円が初回の支払金額になります。
そこにプラス月額400円で「端末あんしんオプション」に加入可能。水濡れや故障の際に無償サポートしてくれます。私は入りませんでしたが、心配な方は入って良いと思います。
【ゼウスWiFi】を早速使ってみた!!
「ZEUS WiFi」と刻印された白い箱が到着。
開けてみました。
パッケージの内容は
- 本体
- 充電ケーブル(30cm)
- SIMカード挿入用のピン
- 説明書
となります。
説明書はシンプルですが丁寧に書かれており、初めてWiFiを設定する方でもわかりやすいでしょう。
解約の場合は、端末本体/個装箱/付属のUSBケーブル/取扱説明書の4点セットをまとめて返却する必要があるようです。欠品、故障の場合は損害賠償金として18,000円(税抜)が請求されるとのこと。
充電ケーブルは100均でも手に入るので、本体以外は全て使わずに閉まっておいた方が良さそうです。
本体をチェックしてみた
大きさはiPhoneSEなどと同じくらいでしょうか。
iPhoneっぽい感じで見た目も◎です。
裏はシンプル。白い部分はシールになっていて、IMEIナンバーや型番が記されています。
上部には電源ボタンとSIMスロットがあります。
電源コネクトは正面から見て左側にあります。端子はUSB-Cタイプ。
画面をチェックしてみた
タッチパネルの画面からは以下のコンテンツがあります。
- ①WiFiランプ・・・WiFiに接続している台数がわかる。写真の「4」は4台接続しているということ
- ②電波ランプ・・・電波の強さが確認できる
- ③バッテリーランプ・・・バッテリーの残量が確認できる
- ④データ利用量/SSID・・・データ利用量の確認とSSID・パスワードの確認ができる
- ⑤My Page・・・海外データプランの購入や契約内容の確認ができる
- ⑥接続状況・・・接続端末の確認と、端末ごとのブロック設定ができる
- ⑦SIMカード通信・・・SIMカード通信への切り替えができる
- ⑧データ節約設定・・・大容量のデータ消費を抑える設定が可能
- ⑨言語・・・言語の設定
- ⑩端末情報・・・端末情報の確認と端末の初期化など
- 11.ソフトウェアアップデート・・・バージョンの確認とソフトウェアのアップーデートが可能
ごちゃごちゃしていなくて、シンプルでわかりやすいユーザーインターフェースだと感じます。
説明書を見なくてもすぐに使いこなせるでしょう。
ZEUS WiFiの実力は如何に!田舎で通信速度を測ってみた
最後に気になる通信速度のチェック。
解約手続きを済ませた”どんなときもWiFi”もまだ生きていたので、同じ環境で比較計測してみました。
【検証①】ソフトバンク電波の強い”ど田舎”の自宅でテスト
まずは”どんなときもWiFi”から。
日常使いでは全く問題ないスピードですね。
電波はソフトバンクを掴んでいます。
続いてゼウスWiFiをみてみましょう。
“どんなときもWiFi”と比べ、ゼウスWiFiはPING(ネットの応答速度)こそ劣っているものの、ダウンロード、アップロードともに優っています。
キャリアはこちらもソフトバンクを受信。
日常使用や動画視聴は全く支障のないスピードです。
一般的に10Mbpsあれば「サクサク動く」と言われています。
【検証②】どのキャリアの電波もある市街地でテスト
お次は市街地(といっても田舎)でテスト。
まずは”どんなときもWiFi”から。
あら、市街地の方がど田舎にある我が家よりも感度が良く様子・・・。
それはさておき、ここでもソフトバンクの電波を掴んでいます。
続いてゼウスWiFiの出番です。
①の検証と同様に、PING以外は”どんなときもWiFi”を超えています。
といっても、ど田舎よりも低い数値。
どうやら、ど田舎は市街地よりもソフトバンクの電波感度が良い様子。
【検証③】電波感度の良い場所でテスト
最後に、だだっ広い田んぼが一面に広がる電波の良さそうなポイントでテスト。
まずは”どんなときもWiFi”から。
ひとまずスピード等は置いておいて、ここでもソフトバンク電波を受信しています。
続いてゼウスWiFi。
おぉ!めちゃくちゃ早い!
・・・・
と、それも置いておいて、いよいよ”ある疑惑”が確信に変わってきました。
おそらくソフトバンクの電波が優先
どんなときもWiFiが「ソフトバンクの電波を優先的に掴む」「ドコモの電波なんて掴んだことがない」という情報は以前から知っていましたが、どうやらゼウスWiFiも同様にソフトバンクの電波が超最優先のようです。
上記の検証以外にも10箇所ぐらいいろんな場所で計測してみましたが、全てソフトバンク回線。
こればっかりはちょっと残念でした。本当の意味でのクラウドWiFiはいつ登場するのでしょうか。
運営会社の主要取引先に「ソフトバンク」が入っていました。
まあ、、、「大人の事情」というやつですね。
まあ、色々思うところもありますが、ひとまず問題なく使えているので良しとしましょう。
【その他にも】ゼウスWiFiの”ココ”が気になる
ストラップが付けれない
ルーターにはストラップを取り付けれる箇所がありません。
私はWiFiにストラップをつけて持ち歩くことが多かったので、これはちょっと残念でした。
スタンドがない・・・
ルーターの専用スタンドがないので、別で何らかの置き場が必要となります。
私はとりあえずスマホ用の簡易スタンドを使っていますが、100均に売っているスマホリングなどでも良いかも知れません。
もしかしたらパンクするかも・・・
こればかりは可能性の1つでしかないのですが、今後大量のユーザーがゼウスWiFiに加入し大量のデータが消費された場合、”どんなときもWiFi”のようにデータがキャパを超えてパンクしてしまう可能性があります。
もちろん、ゼウスWiFi側も対応策を考えていて
ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、違法ダウンロード等の不正利用または著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、通信時間の制限や通信速度の制限をすることがあります。
出典:ZEUS WiFi
つまり、「とんでもなくデータを使いまくる人には制限かけますよ」と公言しています。
この”とんでもなく”の基準が難しいところですが、良識的に考えて1日10GB以上使うのは控えておいた方が良いかもしれません。また、それ以上データを使うような方は、ネット回線を引いた方が良いと思います。
どうやら世の中には1日100GB使うようなジャンキーもいるようなので、メーカーにもそういった輩は速やかに排除してもらう努力をしてほしいです。
【ゼウスWiFi】けっこう気に入ってます!!
「ゼウスWiFi、いい感じだな」というのが使ってみての率直な感想です。
まだ使い始めて2日目なので、機能に関して未知な部分があったりしますが
スピード・端末のデザイン・料金に申し分なしで、今のところバリバリ快調です!
もうWiFiで悩みたくないので、是非ともこの調子で頑張ってほしい・・・
- 映画、動画をけっこう見る人
- WiFiの乗り換えで悩んでいる人
- 料金を安く抑えたい人
田舎で検討している方は事前に電波のチェックを!
ゼウスWiFiがソフトバンクの電波を掴みやすいことから、田舎で使おうか迷っている方は、ソフトバンクの電波があるかをチェックしておく必要がありそうです。
もし、実際に使ってみて「ここの田舎じゃ使えない!!!」って場合も安心です。
現在実施されている「ドバドバ体験キャンペーン」により、解約解除料(9,500円税抜)が30日間0円で試すこともできるようです。どうしても初期手数料や月額料はかかってしまうようですが・・・
ソフトバンクの通信エリアの確認はこちらから
検索方法はこんな感じです。
【都道府県から確認する方法】
STEP1.製品カテゴリで「iPhone」を選択する
STEP2.メーカーカテゴリで「Apple」を選択する
STEP3.機種名は、どれか好みのものを選択する
STEP4.該当する都道府県をクリックする
STEP4.サービスエリアマップで通信状況を確認する
また何らかの進捗がありましたら、随時更新していきたいと思います!
ゼウスWiFiでドバドバ楽しんじゃいましょー!!
今回、4月6日に申し込みをし、4月8日に発送完了通知メールが、4月9日に製品が到着しました。現在申し込みが殺到しているようで、到着には2〜3日かかりそうです