先日、娘が生まれて102日目にお食い初めを行いました。
伝統的な行事であるお食い初め。
しきたりやこうあるべきっていうイメージが強いものに思えますが、
今回は父母娘の三人で行ったので、人目を気にせずにいろいろとアレンジ?崩して?
自由に楽しむことができました。
当初、誰かに「もうすぐお食い初めだね」と言われて、ほーという感じでした。
あんまり実感がわかずでしたが、調べ出すと気合が入ってくる。(力こぶ)
じじばばちゃんたちからもお誘いの声がかかったけど、
せっかくするなら自分たちで考えて準備して意義のあるものにしたいと思ったので、
自宅でも行うことにしました。
基本は一汁三菜
メインは鯛ではなく岩魚。
我々夫婦は山が好きなので、あえて川魚をチョイス。
岩魚のように獰猛に・・・いや、たくましく育つように願いを込めて。
パパが釣り堀で(←川じゃなくて?)釣ってきてくれる予定でしたが、風邪ひいたりなんやらで、近所の釣り堀で買ってきてくれました。
釣り堀のおばちゃんにお食い初めするって話したら、魚を串で刺してくれました。
おばちゃんありがとう(ハート)
その他
・ごはん
赤飯ではなく十五穀米(母が好きだから)
穀物たっぷりで健康的、かつ見た目もいい感じ
・あさりのお吸い物
蛤を探し回ったけどgetならず ※蛤買うなら事前に購入店を要チェック
同じ二枚貝で、ぴったり合う番(伴侶)に出会えますようにと意味を込めたからok
・里芋と蓮根の煮物
里芋=子宝に恵まれる、蓮根=先を見通す
・蛸のやわらか煮
蛸=多幸、手が八方に広がり運勢も広がる
・練り物
可愛いからナルト
練り物=日持ちする=長生き
・梅干し(実はこれ、ウメトラ三兄弟)
歯が丈夫になること(歯固めの石と同じ)、
しわしわになるまで長生きできるように願いを込めて
・歯固めの石
川原から連れてきた
※昔からばばちゃんに石にも魂が宿ってるとか家族がいるという話を聞いていたので、終わったら元あった場所に返します
・箸
新品じゃないけど出雲大社の箸
箸袋はいただいた御祝儀袋で作ってみた
・お皿
ダイソーセレクト、シンプル可愛い
お食い初めのメニューは何となく使われているものはなく、
全てのものに意味が込められていると言われています。
しきたり通り、”これじゃないといけない”とか”縁起がいいものであるべき”でなくても、
作り手の想いが詰まったものなら何でもokなんじゃないかなと思います。
我が家で行ってよかったなと思うことは、
人目を気にしない、いろいろアレンジしても何も言われない、
娘がいつも通りリラックスしているといったところでしょうか。
何より、準備から父母が楽しませてもらいました。
娘よ、”一生食べ物に恵まれて過ごせますように”。