[NZ13日間の山旅vol.1]費用と出国前にしておくべきこと

妻が行く

昔、高校の修学旅行でニュージーランド(以下NZ)へ行きました。その時、羊を見るのを楽しみにしていましたが、なぜか一匹も見つけられなかった。牛はもーもーいたし、一緒にいた友人たちは羊をたくさん見たと言っていた。牛だと思って見ていたのは羊だったのか・・・?そんなバカな・・・。

ど田舎はいたついん(妻)です。

昨年、念願叶って訪れたNZでの山旅をご紹介します。

つま

2018年12月(NZは初夏)のお話です。

この記事は旅の費用や下準備などの情報をぎゅっと綴っています。

 

テアナウ
テアナウ湖畔
旅のスタイル
  • 女3人、ゆったりとしたプランニング(基本宿代は÷3 割安だったり割高だったり)
  • ツアーを利用せず、全て個人手配(準備に時間がかかるがお金は浮くし自由に組める)
  • 荷物少なくしたいが故、全日程室内泊
  • NZ内での移動は路線バスと長距離バス(InterCity、TRACKNET)

 

13日間のスケジュール

クック村
マウントクック村から眺める山々 右奥に聳え立つのがマウントクック

2018年12月(NZは初夏)

11/30(1日目) 21:00関空発

12/1(2日目) オークランド乗換→15:25クイーンズタウン着 ホステル泊

12/2(3日目) クイーンズタウン→テアナウ観光 アパートメント泊

12/3(4日目) テアナウ→ディバイド→レイクマッケンジーハット泊 ルートバーントラック1日目

12/4(5日目) レイクマッケンジーハット→ルートバーンフラット泊 ルートバーントラック2日目

12/5(6日目) ルートバーンフラット→ルートバーンシェルター ルートバーントラック3日目

        →クイーンズタウン アパートメント泊

12/6(7日目) クイーンズタウン→テカポ観光 ホステル泊 テカポ1日目

12/7(8日目) テカポ観光 ホステル泊 テカポ2日目

12/8(9日目) テカポ→マウントクック村 ホテル泊 テカポ3日目 マウントクック1日目

12/9(10日目) ミューラーハット小屋泊 マウントクック2日目

12/10(11日目) フッカーバレイ周遊→マウントクック村 ホテル泊 マウントクック3日目

12/11(12日目) ハーミテージホテルでランチ→クライストチャーチ ホステル泊 マウントクック4日目

12/12(13日目) 9:00クライストチャーチ発(オークランド経由)→21:00関空着

 

[かかった費用]ざっと計算してみました

ainNZ
引用:AIR NEW ZEALAND航空公式サイト

総額220,000円ちょっと(1人あたり)の内訳

飛行機代 往復103,950円(ニュージーランド航空)

行き:関西国際空港→オークランド→クイーンズタウン 12時間ちょっと

帰り:クライストチャーチ→オークランド→関西国際空港 11時間ちょっと

 

宿代 13日間210,337円 / 1人70,112円

内訳:ホステル3~4人部屋相場 15,000円前後 / 1泊

アパートメント(1棟貸し):郊外だと15,000円前後 / 1泊、人気観光地だと20,000円前後/ 1泊

ルートバーントラック内の小屋:10,000円前後(130ドル) / 1人1泊

ミューラーハット:3,000円前後(108ドル) / 1人1泊

 

バス代 約20,000円

InterCity:132ドル / FlexiPass[15時間乗り放題]

TRACKNET:テアナウ~デバイド間 3,000円前後(41ドル)

      ルートバーンシェルター~クイーンズタウン間 3,500円前後(45ドル)

雑費 約25,000円(30,000円ドルに換金してお釣りが出た)

食費、お土産代など

(食事はスーパーで食材を買ったり、時々外食したり。お土産は家族に少しばかり程度。)

 

出国前にしておくべきコト

クイーンズタウン
クイーンズタウン空港から眺める景色

・宿泊地の予約(夏場のトレイルや観光地の宿は人気なので早めに予約を)

・バスの予約(座席は毎回ぎっしり埋まっていることが多かったです)

Googleマップで活動範囲のオフラインマップをダウンロード&行き先をお気に入り登録

・有料地図アプリ【Topo GPS New Zealand】をダウンロード(400円)

ルートバーントラック、ミューラーハット、アオラキ/マウントクック国立公園内でもほぼ正確でした。※かつてマウントクック登頂を目指してNZへ行った夫も、このアプリを利用していました。観光ルートを外れてマニアックな山域に入っても、正確な位置を示してくれたそう。

TopoGPS
Topo GPS New Zealand

【Topo GPS New Zealandの特徴】

  • *LINZ提供。【*LINZとは】NZの土地情報を取り扱う公共機関のこと。
  • 完全な地形図[縮尺1:50000]
  • 建物、耕作、森林歩道など全ての道路、等高線、風景の特徴的な要素を含む精度の良い地図
  • マップの更新は無料
  • オンラインの状態で事前に行き先やポイント地点(ウェイポイント)を登録しておくと、オフラインでも使用可能
  • ルートの記録、経由地点追加、ルート計画機能有り
つま

LINZ(Land Information NewZealand)って信頼のおける機関なんやと今更知る。

 

・他には、英語に自信がない方は出国カードの内容確認を

NZへ向かう飛行機で出国カードの内容が7割方わからず困惑!適当に記入しましたが、空欄を作ると入国審査で引っかかりオロオロ。心配な方は事前に確認しておくことをお勧めします。

出国カード
出国カード 引用:ニュージーランド留学センター

 

移動手段は長距離バス(またの名を観光バス)

長距離バスを利用 ※事前予約が必要

利用したバスは下記の2社。

InterCity®公式サイト
InterCity®公式サイト

InterCity:クイーンズタウン→テアナウ、クイーンズタウン→テカポ、テカポ→マウントクック村、マウントクック村→クライストチャーチ区間

●路線図はNZ国内の有名な観光地を大体網羅しています。筆者が乗車した区間のバスガイドさんは全員日本人女性でした。(全員超テキパキした仕事のできる感じだった)乗客は日本人が多い。運転手さんは走行中マイクで観光案内を延々と話してくれたり、景色のいい場所にバスを停めて休憩とってくれたり、不慣れな観光客にも優しいバスです。バス内Wi-Fiあり。バス移動をメインに国内を点々とされる方はFlexiPass(指定時間乗り放題・予約必須)の購入をお勧めします。

 

TRCKNET
TRACKNET公式サイト

TRACKNET:テアナウ→ディバイド(ルートバーン登山口)、ルートバーンシェルター→クイーンズタウン区間

●有名トレイル登山口へ送迎してくれます。行先はこちら[ルートバーントラック、ケプラートラック、ミルフォードトラック、ホリーフォードトラック、スチュアート島/ラキウラ、ハンプリッジトラック、ユナイテッドデイウォーク、テアラロアトラック]

大型バンだったり、マイクロバスだったりその都度車種が違いました。予定時間ぴったりにバスがやって来ることもあれば、大分過ぎてのんびりとやって来ることもありました。

[レンタカー]自由なプランニングをしたい方へオススメ

個人旅行の場合、バス以外の交通手段はレンタカーをオススメします。下準備としては、”国際免許の取得”、”交通ルールの確認”、”レンタカーの手配”が必要になりますが、プランニングの幅が広がり行動範囲が広がりますね。慣れていない国でのドライブには、ハプニングもつきものだと思って時間に余裕を持ったプランニングを組むのが良いでしょう。

おっと

ひとりNZ旅中、山奥でレンタカーのバッテリーが上がり四苦八苦しました。

次の記事は「ルートバーントラック編」お楽しみに!

 

 [NZ13日間の山旅シリーズ] 

ABOUT US

ど田舎はいたついん(妻)
妻です。家族で双六小屋まで歩いて行ける日を楽しみに、子どもたちとのんびり過ごしています。【生息地】兵庫県尼崎市生まれ→兵庫県美方郡香美町小代区(超ど田舎で日本一の推し田舎)そこで夫と出会い、これから先どんな風に生きていきたいかを考える機会が訪れる。その後、雄大な山々の近く”長野県伊那市長谷”に移住。【これからの歩み】仙丈ケ岳を眺められる場所に家を持ち、山というテーマで人と繋がる”ゲストハウスのような宿”を営むこと。いろんなカタチで、人生山と寄り添って生きていきたい。ライフスタイルの変化と共に、宿じゃなくてもいいかも?とか思ったり。のんびりと着実に。