先日、オンライン上で行われた長野県伊那市×兵庫県豊岡市コラボ企画「こちらの暮らしとあちらの暮らしの同じローカル」という題でのオンライン座談会に話し手として参加させていただきました。
夫の生まれ故郷である伊那市へ移住して1年ちょい。
ちなみに、移住する前はコラボした豊岡市のすぐ近くの香美町小代区という地域で暮らしていました。そんなこともあり、今回のオンライン座談会では豊岡市側の話を聞きながら、勝手にめちゃめちゃ親近感を膨らませていました。
今回のテーマは「私たちが好きな風景の自慢大会」。
紹介した写真はこちら。特別な景色を探せば他にもいろいろありますが、(例えばお正月の仙丈ヶ岳山行でのものだとか)日常にある何気なく毎日見てる景色であるナイスロードからの風景を選びました。
ナイスロードって名前面白くないですか?初めて伊那市を訪れた時、夫が「ここはナイスロードだよ」って車を運転しながら教えてくれたのですが、「なんてマヌケな名前」と思ったのを覚えています。確か、その時は暗くて景色があまり見えなかったような……。伊那市へ移住してから、ナイスロードは我が家から中心街へ繰り出すためのなくてはならない道であり、よく通ります。そうしてナイスロードと名付けられた理由がわかったのでした。
どちらに向かって走っても、壮大な山々が眺められます。特に冬、中央アルプスや南アルプスに雪が積もった景色は何度見てもうっとりします。夕方とか涙がぽろっと出そうなぐらい「綺麗だなー、山って偉大だなー」って何度見ても懲りずに思います。
また、ナイスロード沿いの両サイドにずらっと並ぶ田畑は季節の移ろいを感じさせてくれます。慌ただしく過ぎていく日常の中で、ふと立ち止まらせてくれる何気ないきれいな景色。田舎民の贅沢です。
話は戻りますが、ナイスロードの名付け親の方のセンスは素晴らしいと思います。笑
長野県にはユーモアな名前の道路がたくさんあります。初めて1人で兵庫から長野へ車でやって来た時、「日本アルプスサラダ街道」を通りました。名前が可愛すぎて衝撃でした。関西ではあまり道路にこういう名前がついているのを見かけないなーと。他にも「愛ビタミンロード」とか、いちいち私のツボにハマります。そんなこんなで、長野県はユーモア溢れていて愛らしくて好きです。
私の好きな風景「ナイスロード」でした。ちゃんちゃん。