香美町小代にある”スミノヤゲストハウス”で田舎暮らしをおすそ分け

日本一の推し田舎”兵庫県美方郡香美町小代区”

以前、ど田舎はいたついん夫婦が暮らしていた地域です。

 

 

”兵庫県美方郡香美町小代区(みかたぐんかみちょうおじろく)”

小代を英語にすると”little rice field(リトルライスフィールド)”

その名の通り、小さな田んぼがたくさんある集落です。

 

また、小代は和牛の故郷としても有名です。

黒毛和牛の99.9%は小代の牛が祖先であると言われています。

神戸牛も松坂牛も祖先を辿ると、小代に行き着きます。

小代のこばちゃん(小林畜産)の子牛。但馬牛ですよ。

想像してみてください。

ここへ来ると、ゆったりとした小代タイムが流れています。

都会の生活と比べると、田舎は不便だと思うことがたくさんあるでしょう。

でも、ここへ来ると「不便さもまあいいもんだな」と感じることができるかもしれません。

 

自然が豊富な田舎は日本各地にありますが、スミノヤゲストハウスでは小代で暮らす人々(老若男女問わず)と交流ができることが大きな魅力です。

道行く近所のおじいおばあや子どもたちに出会うと、ばりばりの小代弁が聞けるかも。

そうそう、小代には有名なYoutuberがいるんです。最後の見出しを要チェック!

一度訪れると小代の魅力にハマり、「またスミノヤに、小代の人たちに会いに行こう」と思わされることでしょう。私も小代にハマった一人です。

何をするではなく、のんびりしに、人に会いに行く旅はどうでしょう。

山も川も海も雪も、自然がもりもりなので過ごし方は百通りです。

 

さて、前置きが長くなりましたが本題のスミノヤゲストハウスをご紹介します。

2019年春OPEN スミノヤゲストハウス

春のスミノヤゲストハウス外観

そんなスミノヤゲストハウス。

オーナーは筆者の大学時代のゼミ仲間である田尻茜さん(通称あかねっち)。そして、夫のたじりくんとヨシコ(猫)の二人と一匹でスミノヤを経営しています。

大学時代からゼミ生の中でも群を抜いて小代愛が溢れていたあかねっち。(群と言っても7人ですが、そのうちの筆者含む3名は大学卒業後、小代に移住。そして、2名は小代の男性と結婚し永住することに。ちなみに卒業旅行は小代に行きました。)

 

空き家になっていた元民宿(住乃屋)を改修し、新しく生まれ変わったスミノヤゲストハウス。

オープンするまでの準備期間中、解体作業や断熱材・畳を敷くなどの作業をイベントとして実施したり(講師は地元の大工さん)、クラウドファンディングに参加したり。たくさんの方々が携わり、完成したスミノヤにはみんなの想いや笑顔が詰まっています。

 

一枚板のテーブルが素敵なダイニングバー。(写真ではわかりにくいですが…)

ダイニングでランチタイム。写っているのは小代の優也くん。@スミノヤゲストハウス

 

 

畳の上でごろーん。おじいちゃん家に来たようにくつろいでいます。

初めて来たゲストもきっと寝転びたくなることでしょう。原因はこの家とオーナー家族からにじみ出るマイナスイオン的なものでしょうか。

スミノヤゲストハウスは小代の若者たちの活動拠点家でもあります。

 

 

赤ちゃんもまったり。

生後2ヶ月のムスメを連れての宿泊。赤ちゃん連れでも安心して利用できます。

たじりくん(オーナー夫)曰く、「今後、赤ちゃん連れのゲストのためにも設備を充実させていきますよ〜」とのこと。わくわく(^_^)

生後2ヶ月ムスメ。スミノヤゲストハウスにて初めての外泊。

 

 

たじりくんにちょっかいをかけて遊んでいるあかねっち。仲いいんです。

仲睦まじい田尻夫妻。@スミノヤゲストハウス

 

 

 

縁側からの眺め@スミノヤゲストハウス

『スミノヤゲストハウス』

  • 住所:〒667-1544 兵庫県美方郡香美町小代区貫田197
  • TEL:080-6122-4014
  • E-MAIL:suminoya55@gmail.com

 

 

小代には四季折々の美しさ、過ごし方があります。是非、ご覧ください。

春のおじろ

うへ山(うえやま)の棚田〜春色で可愛い〜

写真家が遠方から足を伸ばして撮影しに来られる棚田百選”うへ山の棚田(うえやま)”

そして、そこら中見渡す限りの山菜パラダイス。小代のおじいおばあたちは山菜を採った後、近所の湯村温泉まで持って行き温泉卵コーナーで山菜を茹でて帰ってきます。この方法が便利で楽ちんだそう。

夏のおじろ

貫田地区の盆踊り。各地区ごとに祭りがあり、どの地区も色が人が濃いです。

小代というか但馬地方の夏は、もりもりと生い茂る深い緑が印象的。ワイルドな感じです。

キャンプもできるし、釣り、沢登り、シャワークライミングだってできちゃいます。

人気の少ない自然の遊び場をお探しの方、香美町を探索してみると穴場が盛りだくさんですよ。

秋のおじろ

しゃっちょうとひかるさんに連れてってもらった耳狩り。なめこと何だろう。

耳狩り(きのこ)、ハンターに一緒に連れてってもらうとめちゃめちゃ楽しいです。

ある秋の日、耳狩りのお供に。ハンターが走行中の車の中から道脇の森をじーっと見ています。「ここ怪しいな」ぼそりと呟き、車を停めて森へ入ると百発百中います。きのこ。感覚でわかるそうです。

そして、夜は野生動物たちのサファリパーク。車の走行はものすんごい数の鹿にご注意を。(どの季節にも彼らはよく道路に飛び出します)

冬のおじろ

香美町小代区新屋地区から眺める鍛冶屋・佐坊地区

何と言ってもここは雪国です。小代の冬は毎朝、除雪車が走る音で目が覚めます。

除雪の技術が素晴らしいこと。おかげさまで道路は走りやすいです。(4WDスタッドレス推奨)

スキー場があります。他にもクロカン、スノーシューハイク、雪上キャンプなどレジャーはもちろんの魅力。(近年はどこも雪が少なくなってきているようですが…)

雪は生活の一部です。毎日家周りの除雪したり、たまに屋根に登って雪を落としたり、生活するだけでも大変だと思うこともありますが、それも不便さ同様雪国の魅力であると感じます。

伝統的な雪囲いをしている家が多く見られ、風情を感じます。

 

小代にはYoutuberがいる!!!

小代のありとあらゆる魅力を発信する”小代ojiroチャンネル”

数少ないけど意外といる愉快な若者たち。体を張って、小代の今を発信しています!

一度、小代に来たことがある人はこのチャンネルのファンが多いはず。

「最近の小代どうなってんのかなー」と何となく気になっている方は確実にハマります。

小代ojiroチャンネル ぴゅあぴゅあ(小代のYoutuberたち)

 

 

すてきなこと、かんじたこと、つれづれなるままに。”おじろ日記”

おじろに恋したあかねっちならではの視点でおじろの魅力を発信中。

”スミノヤゲストハウス”オーナーあかねっちのおじろ日記

 

ここでは紹介しきれませんが、小代には面白い人たちやスポットがたくさんあります。

気になる方は一度行ってみてください。

ABOUT US

ど田舎はいたついん(妻)
妻です。家族で双六小屋まで歩いて行ける日を楽しみに、子どもたちとのんびり過ごしています。【生息地】兵庫県尼崎市生まれ→兵庫県美方郡香美町小代区(超ど田舎で日本一の推し田舎)そこで夫と出会い、これから先どんな風に生きていきたいかを考える機会が訪れる。その後、雄大な山々の近く”長野県伊那市長谷”に移住。【これからの歩み】仙丈ケ岳を眺められる場所に家を持ち、山というテーマで人と繋がる”ゲストハウスのような宿”を営むこと。いろんなカタチで、人生山と寄り添って生きていきたい。ライフスタイルの変化と共に、宿じゃなくてもいいかも?とか思ったり。のんびりと着実に。